雑誌の最近のブログ記事

「R25」に隔週連載されている石田衣良の「空は、今日も、青いか?」を
毎回楽しみにしている。
今回は中国四川省の地震の話。

あの地震のあと、情報が少なかったので、彼にしては珍しくネットの
掲示板をあちこち覗いてみたらしい。
そこで、心の底からがっかりしてしまったそうだ。
今回の地震に快哉を叫ぶような書き込みが、たくさんあった。

あの餃子の事件やチベット自治区での鎮圧、その他いろいろと中国に
対して改善すべき点があると主張することはいい。
実際、私も「なぜそこまでやるのだろう」と思うことがある。

けれど、だからといって中国で大地震が起きたことを喜ぶことができるのは
不思議だ。
好きな女の子に振られたからといって、女はみんなつらい目に遭えばいい、
なんて思わないだろう。
一匹の犬にかまれたからといって、すべての犬は危険だと叫ぶのだろうか。

中国人とか韓国人というラベルを貼り付けて、ひとりひとりの顔を見ないように
している。
そんな気がしてならない。

もちろん、だめなやつはいるかもしれない。
けれど、それは日本人だって同じことだ。
いい人もいれば、いやなやつもいるのは当たり前なのでは。

いまの状態は「森を見て木を見ず」だと思う。
こんなときこそ「木を見て森を見ず」でいたいものだ。

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